新生活のスタートにあわせて食器を新調する方も多い時期。
毎日使うご飯茶わんだからこそ自分にぴったりなものを選びたいですよね。
HAKUSAN SHOPのオンラインストアに掲載しているだけでも、195種類と豊富なラインアップの白山陶器のご飯茶わん。
色も形もさまざまでなかなか写真やサイズ表記だけではイメージしにくく、どのくらいご飯を盛り付けられるかわからず、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
持ちやすさや収納のしやすさ、重さや色や模様など、ご飯の量だけでは決められないご飯茶わんですが、現在オンラインストアに掲載しているラインアップから、形状ごとにご飯をよそった写真をご用意しました。ぜひご飯茶わん選びの参考にしてみてください!
●すべてのご飯茶わんはこちら
ご飯一杯の量と言っても、個人の活動量や年齢、体格によっても食べる量はそれぞれですが、今回は、ご飯量150gを基準とし、オンラインストアに掲載しているご飯茶わんの全形状にご飯をよそって比較していきます。
白山陶器の製品群の中でも代表格の「平茶わん」。一般的なご飯茶わんの大きさと言われている4寸(約12cm)からはかけ離れた約15.5cm。
一見すると大きすぎるように感じますが、平たく開いた形状はご飯をよそった際の余白を前提にデザインされています。
平茶わん U-20
<約φ15×5.5cm>
また模様は外側だけではなく内側にも描かれているので、ご飯が少なめでも様になるのがいいところ。模様を気にせずたっぷり盛り付ける場合は200gでも余裕がありそうです。
模様のバリエーションは200種類以上あり選ぶ楽しさも魅力。オンラインストアでは定番の100柄をご紹介しています。
またご飯茶わんとしてだけでなく、サラダやお惣菜、デザートにも使える汎用性の高さもあります。ご飯茶わん以外の使い方は、公式SNSでもご紹介しておりますので参考にご覧ください!
●平茶わんコレクションの定番100柄はこちらからご覧ください
左上:紀の川 3.5寸飯碗 青 <約φ10.5×4.5cm>
右上:紀の川 4寸飯碗 青 <約φ12×5.5cm>
左下:紀の川 4.2寸飯碗 青 <約φ13×6cm>
右下:紀の川 5寸飯碗 青 <約φ15×6.5cm>
※「紀の川」は“赤”のご用意もございます。
こちらの丸い腰のご飯茶わん。明治期からそれまで主流だった直線的な“朝顔形”とは一線を画した、新しいご飯茶わんの形を求めて1960~70年代にかけて開発されました。腰が丸い形状は歪みが出やすいため量産品には向かず試行錯誤が繰り返され、1970年代に設備導入や技術の向上もあり量産化が実現しました。
以降の白山陶器のご飯茶わんの基本形となっています。
「紀の川」のご飯茶わんに150gのご飯をよそってみたところ、「4寸飯碗」に程よく盛り付けられました。 今回の比較では150gのご飯をよそいましたが、サイズ展開は3.5寸(約10.5cm)、4寸(約12cm)、4.2寸(約13cm)、5寸(約15cm)と豊富で、食べたいご飯の量にあわせて選ぶことができます。
●「紀の川」シリーズの全アイテム
●同じ形状で他の模様のご飯茶わん
※シリーズにより、サイズのラインアップが異なります。
※「ねじり梅 お茶づけ碗」と「なずな お茶づけ碗」は、「紀の川 5寸飯碗」と同じサイズです。
左:ピークス 飯碗(小) グリーン <約φ11×6cm>
右:ピークス 飯碗(大) グリーン <約φ12×6.5cm>
※「ピークス」は“ピンク”のご用意もございます。
やや深めで直線的なすっきりとしたシルエットのご飯茶わん。立ち上がった側面の全体に配置されている絵柄を楽しみながら食べることができます。
どちらもご飯を150gよそってもやや余裕がある大きさで、大・小の差は大きくはありませんが、2サイズからお選びいただけます。
左:ブルーム お茶わん(小) <約φ11×5.5cm>
右:ブルーム お茶わん(大) <約φ12×6cm>
手描きの模様が引き立つプレーンな形状のご飯茶わん。瑠璃色のブルームの絵柄が目にも鮮やか。大はご飯が150gでも余裕があり、たくさん食べる方にもおすすめです。
大・小2サイズからお選びいただけます。
●「ブルーム」シリーズの全アイテム
左:一本つる草 お茶わん(小) 赤 <約φ10.5×6cm>
右:一本つる草 お茶わん(大) 青 <約φ11×6.5cm>
手のひらにおさまりが良いコンパクトなご飯茶わんで、省スペースの配膳に適しています。縁にも適度な丸みがありカジュアルな印象です。やや小ぶりに見えますが、深さがあるのでご飯が冷めにくく量もしっかり入ります。
どちらもご飯を150gよそっても余裕がある大きさで、大・小の差は大きくはありませんが、2サイズからお選びいただけます。
左:かのん お茶わん(小) <約φ12×5.5cm>
右:かのん お茶わん(大) <約φ13.5×6.5cm>
明治期から昭和の中頃まで主流だった“朝顔形”の名残りがある形状の「かのん」。他の形状のご飯茶わんと比べると、薄手で軽く持ちやすいのが特徴です。
たっぷり入る大は2000年代に追加で開発されました。量の差が大きい大・小2サイズからお選びいただけます。
左:しのぎ 4寸飯碗 <約φ12×5.5cm>
右:しのぎ お茶わん <約φ13.5×5.5cm>
同じシリーズでありながら、相似形ではない2つの形状がある「しのぎ」シリーズ。
約12cmの「4寸飯碗」は腰が丸いスタンダードなタイプ。一方の「お茶わん」は平たく開いて平茶わんのように浅めです。浅く開いた形状はご飯におかずをのせて食べやすく、またお箸が入る角度が程よく食べやすい利点も。
150gのご飯をよそってみたところ、どちらにも程よく盛り付けられました。入る量の差というよりは、フォルムのお好みで選ぶのがよさそうです。
●「しのぎ」シリーズの全アイテム
かんな彫 一膳碗 はつり
<約φ12×6cm>
※「かんな彫 一膳碗」は全4柄ございます。
伝統的な彫りの技法を生かしたレリーフ模様が美しい「かんな彫」。高めの高台は縁と高台に指をかけて持ち上げやすく、また指への熱の伝わりを和らげてくれます。
しっとりとした釉肌と静かな陰影を感じる上質感はおもてなしのシーンにもぴったりです。
ご飯を150gよそっても余裕がある大きさです。
●「かんな彫」シリーズの全アイテム
ミストホワイト 飯碗
<約φ12.5×6.5cm>
直線的なシルエットの”朝顔形”を現代的にデザインしたご飯茶わん。ご飯を150gよそってももう少し余裕がある大きさです。
「かのん」の形状ほどは薄くはなく適度な厚みがあり、高台も厚めで安定感があります。
すみのわ 飯碗
<約φ11.5×5.5cm>
墨色と白磁のコントラストがモダンな和を感じさせる「すみのわ」シリーズ。
高台は指掛かりが良く、腰が丸いベーシックなフォルムで径はコンパクトな11.5cm。150gのご飯を程よく盛り付けられました。
彫に墨染めを施した高台の部分はざらっとした手触りで滑りにくく、白磁とのコントラストを視覚的にも触覚的にも楽しめます。
左:よしず彫 飯碗 青白釉
右:よしず彫 飯碗 白磁
<約φ12×6.5cm>
しっかり立ち上がりがある側面のレリーフが美しい「よしず彫」。 どちらかというと深型のタイプですが、深すぎず大きすぎず程よいサイズ感で、ご飯を150gよそってももう少し余裕がある大きさです。
和洋のおかずやさまざまなテイストの食器が混在する普段の食卓にもなじみます。
●「よしず彫」シリーズの全アイテム
丸紋つなぎ お茶わん
<約φ11.5×6.5cm>
深めの形状で、ご飯を150gよそっても余裕がある大きさ。ゆるやかなカーブで立ち上がるシルエットはカジュアルな和を感じさせます。
「丸紋つなぎ」の深い呉須色のやわらかい模様は親しみやすさがあります。
模様の配置や色あいでも形の印象が違って見えますので、他の模様もぜひご覧ください。
COMMO お茶わん ブルー
<約φ12.5×6cm>
※「COMMO お茶わん」は全4色ございます。
「すくいやすさ」に配慮してデザインされた「COMMO」シリーズ。プレートやボールが発売されたあとお客様からのリクエストで追加になったご飯茶わん。
内側の反り返りがお箸やスプーンでご飯を「すくう」動作をさりげなくサポートするので、小さなお子さまが使う場面やおかゆをスプーンですくう場面でも役立ちます。
●「COMMO」シリーズの全アイテム
お子さま用の食器のシリーズには、小さめのご飯茶わんをご用意しています。
一般的に3~5歳くらいだと100gほど、小学校低学年くらいだと130gほどが平均のようですが、ご紹介している「チャイルド」シリーズと「PiPi」シリーズのご飯茶わんは150gでもしっかり入りますので、成長を見守りながら長くお使いいただけます。
チャイルド お茶わん かくれんぼ
<約φ11×5cm>
「チャイルド」シリーズは、重心が低く倒れにくい安定性がある設計。ご飯茶わんは高台が低く、全体的に厚めのつくりになっています。150gよそっても程よいサイズ感。
葉っぱのモチーフの中に小鳥が隠れている”かくれんぼ“の絵柄は、釉薬の下にプリントしたイングレーズで、絵柄が削れたり薄くなったりすることもありません。
●「チャイルド」シリーズの全アイテム
PiPi お茶わん イエロー
<約φ10.5×5cm>
※「PiPi」は“ふわり”柄の2色と、無地の3色がございます
「PiPi」のほうも重心が低く倒れにくい安定性がある設計。"鳥のファミリー”をモチーフにした食器のシリーズで、食の楽しさを小さなお子さまに伝える工夫がいっぱい。
ご飯茶わんは高台が低く、全体的に厚めのつくりになっています。150gよそっても程よいサイズ感。ヨーグルトやフルーツなどデザートを入れるボウルとしてもお使いいただけます。
●「PiPi」シリーズの全アイテム
「チャイルド」と「PiPi」など小さめのご飯茶わんには、実際は150gもよそわないことも多いので、100gでも試してみました!
また小さめのご飯茶わんはお子さま用としてはもちろん、ライフスタイルの変化などでご飯の量を少なくしたい大人の方にもおすすめです。ぜひ参考にしてください。
●小さめのご飯茶わんの一覧はこちら
紀の川 3.5寸飯碗(左:100g / 右:150g)
チャイルド お茶わん(左:100g / 右:150g)
PiPi お茶わん(左:100g / 右:150g)
白山陶器の製品はすべて磁器製です。
磁器は陶器と比べると粒子が細かく高温で焼結しているので、吸水性はありません。ご使用いただく前の目止めは不要です。
また今回ご紹介したご飯茶わんはすべて、電子レンジや食器洗浄機をご使用いただけます。
電子レンジのご使用もOK!
(写真は紀の川の4.2寸飯碗)
ここまで全形状のお茶碗をご紹介してまいりましたが、実際は手に取ってフィット感を試したり釉薬や絵柄の雰囲気を見たいですよね!
今回のTOPICSでご紹介しているご飯茶わんは、白山陶器の直営店でもご覧いただけます。店頭に出ていないご飯茶わんもございますので、お気軽にぜひスタッフまでお声掛けください。
150gのご飯の量はあくまでも比較の目安としてご用意してみましたが、ご飯を何グラム食べているかまであまり気にしたこともないかもしれません!この機会に量ってみるのもいいかもしれませんね。
今回のTOPICSは長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。
●すべてのご飯茶わんはこちら