今年で50周年を迎えた「とり型はしおき」。
1973年のデビュー当時から変わらないデザインと工程で作られています。
「とり型はしおき」の美しくも愛らしいフォルムは、石膏型を使った
石膏型には箸置きのカタチの空間があり、
そこにタンクから圧力をかけて
(
石膏型が水分を吸うことでどろどろの泥漿が固まります。
生地にはまだバリ(型の合わせ目)が残っています。
目印に専用の道具を合わせてくるくると。
目元をぱっちりさせます。
少し柔らかいうちに刻印を打ちます。
「白」の刻印はちょっと細め。
乾燥させてからバリを丁寧に削ります。
ボディーのカーブはより丁寧に。
スポンジで拭いてすべすべに仕上げます。
顔の周りも丁寧に、
量産の型を使いながらも、丁寧に仕上げられていく生地。
窯入を待つ「とり型はしおき」。
小さな製品は
約900℃の窯で焼成します。